どうして昔ながらの野菜を売り場で見かけなくなったの?③

スナップエンドウ(自家採種)

種を繋げる

無農薬・無肥料で野菜をお届けしている、ほっこりポッコリ自然農園のハッシーです。

どうして昔ながらの野菜を売り場で見かけなくなったの?

続きです。

どうして昔ながらの野菜を売り場で見かけなくなったの?①

どうして昔ながらの野菜を売り場で見かけなくなったの?②

梅雨の熟考した考えを、あなたに届けます。梅雨だけに、to you.

グローバルな駄洒落がキマッタところで、本題に入ります。

今回は、「固定種」の話を掘り下げながら、ほこポコの想いを少し届けたいと思います。

「固定種」は、代々受け継ぐ種です。昔は、農家は栽培から採種(種を作って採る)まで行っていました。余った種は保存や隣に分け、大切に扱っていました。しかし現代は、採種まで行っている農家はとても少なくなっています。「F1種」を使っていることと、手間と時間が倍かかり、効率の悪い農地利用になるからです。写真のからし菜を例に説明します。

写真・・・からし菜、収穫期4月(2017年)

からし菜

10月・・・種まき

冬を越え春まで管理

3月・・・ゆっくりと収穫開始

5月・・・下旬頃まで収穫出荷

※通常の栽培は、ここでからし菜の木を片付け、すぐにそのスペースで次の野菜を栽培し始めます。からし菜の栽培もここまでになります。採種は、ここからです。

写真・・・からし菜の菜の花

採種

6月・・・□種を残す木を選別し、隔離

□花が咲き沢山の虫が来て受粉

6月下旬・□種になるまで待ち木を苅る

□数日乾かし、細かい種を採種

□種の中のゴミをとる

□種の選別

□種を干す→保存

ざっと書いてこれだけ工程があります。これを他の栽培をしながら行わなければいけません。畑のスペースも、空く頃には夏野菜には間に合いません。これは想いがなければ出来ません。種と一緒に、想いを繋げています。

自家採種すると、その畑・栽培方法を好む遺伝子が残されていき、どんどん美味しく強くなっていきます。

残念ながら、ほこポコでは、種の交雑(花粉が混ざって違う種が出来てしまうこと)の問題、マンパワーの不足もあり、全ての種を採ることは出来ません。足りないものは、大切に「固定種」を繫げている種苗屋さんから買わせて頂いています。

どの農家さんも同じ想いで栽培しています。「美味しい野菜を食べて欲しい」

様々な栽培方法、種の中から、ほこポコでは、

無農薬・無肥料・固定種又は自家採種

を採用し、昔ながらの野菜本来の味のする、安心な野菜を作っています。試して頂けたら幸いです。

少し長くなってしまいましたが、ほこポコの想いをto you。

梅雨だけに(笑)